ホーム > 和書 > 新書・選書 > 教養 > 岩波新書 内容説明 たった三十一文字の歌のなかに、枕詞や序詞など、無用ともみえるレトリックが使われる理由とは?答えのカギは、「演技」という視点にあった―。身近な疑問を入口に、古典和歌の豊富な具体例をあげながら、千三百年も続いてきた文学形式の謎に真っ向から取り組む。歌の言葉と人が生きることの深いかかわりを読み解く、刺激的な一書。 目次 和歌は演技している 1 和歌のレトリック(枕詞―違和感を生み出す声;序詞―共同の記憶を作り出す;掛詞―偶然の出会いが必然に変わる;縁語―宿命的な関係を表す言葉;本歌取り―古歌を再生する;和歌的レトリックとは何か―まとめの講義) 2 行為としての和歌(贈答歌―人間関係をつむぐ;歌合―捧げられるアンサンブル;屏風歌・障子歌―絵と和歌の協和;柿本人麻呂影供―歌神降臨;古今伝授―古典を生き直す) 和歌を生きるこということ 著者等紹介 渡部泰明 [ワタナベヤスアキ] 1957年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。フェリス女学院大学、上智大学を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は和歌文学・中世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
作品紹介・あらすじ たった三十一文字の歌のなかに、枕詞や序詞など、無用ともみえるレトリックが使われる理由とは?
なぜ枕詞が必要なのか? 身近な疑問を入口に,1300年も続いてきた文学の謎に真っ向から取り組む. 著者 渡部 泰明 著 通し番号 新赤版 1198 ジャンル 書籍 > 岩波新書 > 文学 刊行日 2009/07/22 ISBN 9784004311980 Cコード 0292 体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 254頁 定価 924円 在庫 在庫あり 「たらちねの」と言えば「母」,「あしひきの」と言えば「山」.たった三十一文字の中に,無用とも思われる枕詞が使われる理由とは? 答えのカギは,「演技」という視点にあった──.初心者にも身近な疑問を入口に,古典和歌の豊富な具体例を読み解いてゆく.1300年も続いた和歌の謎に真っ向から取り組む,刺激的な文学論. 書評情報 書評空間 2013年8月14日掲載 読売新聞(朝刊) 2013年3月17日 エイムック 2149『本屋さんへ行こう』(2011年3月) 毎日新聞(朝刊) 2009年12月13日 日本経済新聞(朝刊) 2009年9月27日 【休業期間中のご注文につきまして】 夏期休業に伴い、8月11日から8月16日の期間中にご注文いただいた商品は、8月17日以降、順次出荷となります。どうぞご了承ください。 同意して購入する 同意しない
カテゴリ:一般 発行年月:2009.7 出版社: 岩波書店 レーベル: 岩波新書 新赤版 サイズ:18cm/245,5p 利用対象:一般 ISBN:978-4-00-431198-0 新書 紙の本 著者 渡部 泰明 (著) たった31文字の歌のなかに、枕詞や序詞など、無用ともみえるレトリックが使われる理由とは? 答えのカギは「演技」という視点にあった−。身近な疑問を入口に、古典和歌の豊富な具... もっと見る 和歌とは何か (岩波新書 新赤版) 税込 924 円 8 pt あわせて読みたい本 この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。 前へ戻る 対象はありません 次に進む このセットに含まれる商品 商品説明 たった31文字の歌のなかに、枕詞や序詞など、無用ともみえるレトリックが使われる理由とは? 答えのカギは「演技」という視点にあった−。身近な疑問を入口に、古典和歌の豊富な具体例をあげながら、和歌の謎を解明する。【「TRC MARC」の商品解説】 著者紹介 渡部 泰明 略歴 〈渡部泰明〉1957年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は和歌文学・中世文学。著書に「中世和歌の生成」など。 この著者・アーティストの他の商品 みんなのレビュー ( 15件 ) みんなの評価 4. 3 評価内訳 星 5 ( 3件) 星 4 ( 10件) 星 3 (0件) 星 2 星 1 (0件)